農地転用の許可について【行政書士が解説】

query_builder 2025/10/02
農地転用の許可について【行政書士が解説】
農地転用の許可について【行政書士が解説】
農地に家を建てたい、駐車場にしたい…でも許可が必要です
「所有している農地に家を建てたい」
「農地を駐車場や店舗用地として活用したい」
このようなご相談を多くいただきます。
しかし、農地を農地以外の目的で使用する場合、農地転用の許可が必要になることをご存知でしょうか。
農地転用とは?
農地転用とは、農地を住宅地、駐車場、商業施設、工場用地など、農地以外の用途に変更することです。
日本では農地法により、農地が保護されています。そのため、無断で農地を転用することは法律で禁止されており、違反すると罰則の対象となります。
許可が必要なケース
4条許可(自分の農地を転用する場合)

自己所有の農地に住宅を建てる
農地を駐車場にする
農地に倉庫や資材置き場を作る

5条許可(農地を売買・賃貸して転用する場合)

農地を購入して住宅を建てる
農地を借りて事業用地として使用する

許可の難易度は立地によって変わります
農地は「農地区分」によって、転用の難易度が大きく異なります。

農用地区域内農地:原則転用不可
甲種農地・第1種農地:優良農地のため転用困難
第2種農地:代替地がなければ許可の可能性あり
第3種農地:比較的許可が得られやすい

ご自身の農地がどの区分に該当するか、まずは確認が必要です。
手続きの流れ

事前調査・相談
農地の区分、都市計画法上の制限などを確認
必要書類の準備
登記事項証明書、公図、位置図、事業計画書など
農業委員会へ申請
市区町村の農業委員会に許可申請を提出
審査・許可
審査期間は通常1〜2ヶ月程度
許可後の手続き
必要に応じて登記変更など

注意すべきポイント
⚠️ 許可を得ずに転用すると

原状回復命令
3年以下の懲役または300万円以下の罰金

⚠️ 申請しても許可されないことも
農地の立地条件によっては、許可が得られない場合があります
⚠️ 手続きには時間がかかります
計画段階から許可取得まで、数ヶ月を要することも
行政書士がサポートできること
農地転用の手続きは複雑で、専門的な知識が必要です。
✅ 農地区分の調査・確認
✅ 転用可能性の判断
✅ 必要書類の作成・収集
✅ 農業委員会との調整
✅ 許可申請書の作成・提出
✅ 許可取得後のフォロー

まずはお気軽にご相談ください
「この農地は転用できる?」
「手続きにどのくらい時間がかかる?」
「費用はどのくらい?」
農地転用に関する疑問や不安、何でもご相談ください。
初回相談は無料で承っております。
📞 お問い合わせはDMまたはプロフィールのリンクから

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行政書士ながおか法務事務所

住所:大阪府高槻市上田辺町6番23号

上田辺薩摩ビル203号室

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